【茅ヶ崎市】屋根工事の前に現地調査を実施！
見積りの注意ポイント

見積りに差が出る理由

そもそも、同じ工事を依頼しても業者によって差が出るのは以下のような理由が考えられます。

・熟練度

業者によって見積金額が異なる理由としてまず挙げられるのが、熟練度の違いです。業者のスキルや経験によって見積りの正確さが異なると考えられます。業者を選択する際は実績や経験を確認することも重要です。

・方針や考え方の違い

方針や考え方が異なることも見積金額に違いが生じる理由の一つです。管理費用や経費、人件費など、工事費用には多くの要素がかかわります。簡単に言い切れないこともあるため、最終的な見積金額が異なることはよくあります。

・施工手順の違い

工事費用の内訳は材料費が全体の20～30％程度で、残りはほとんどが人件費です。人件費は工事期間に比例して変化するため、工期が短いと費用は安価で済みます。しかし、長期化すればそれだけ費用がかかってしまいます。また、適切な手順で効率よく施工が進むと費用も抑えられます。ただし、あまりに安価な金額を提示された場合、本来行うべき工程を省略して工期が短縮されている可能性もあるため、注意が必要です。

チェック時に気をつけたいポイント

見積りは以下のポイントをもとに内容をチェックすることができます。

・「○○一式」の表記

まず注意したいのが「○○一式」という非常にシンプルな表記です。本来、工事費用の見積りには現場管理に関する項目や材料、期間などの内訳があります。しかし、業者によってはそれらをすべて省略し、「○○一式」とまとめてしまうケースも少なくありません。安いからといってこのまま契約してしまうと、後から追加料金を請求される可能性もあります。工事内容や期間などをきちんと精査するためにも、工事内容が細かく明記されている見積りを依頼することが重要です。

・二重計上

工事費の二重計上も注意を払いたいポイントの一つです。例えば、「雑費」「諸経費」「諸費用」などの表示が並んでいた場合は注意しましょう。これらは呼び方を微妙に変えていますが、中身はすべて同じ費用だと考えられます。シンプル過ぎる見積りも問題ですが、あえて複雑にして二重計上の発覚を困難にしている場合もあるため、十分に内容を精査する必要があります。